小豆島で最初に栽培されたのが、明治41年(1908年)、農商務省が日本の漁業発展に伴い、イワシ・マグロなどの油漬加工に必要なオリーブ油の国内自給を図るため、小豆島・三重県・鹿児島県の三県に依頼して試作したのが始まりとされています。三県に植えられたオリーブのうち、気候風土に適した小豆島だけが見事栽培に成功しました。
5月末から6月初旬にかけてオリーブは白い花を枝一杯につけます。そして、梅雨明けの頃小さな緑色の実を結び、夏の太陽を浴びてゆっくりとふくらんでいきます。10月中旬頃になると、グリーンオリーブの穫り入れが始まります。10月下旬から11月にかけて実がかすかな紅紫色になり、だんだんと紫色が広がってやがて光沢のある黒紫色に変わる時、油用オリーブの収穫が始まります。
オリーブ果実加工品「グリーンオリーブ」は、緑色の果実を収穫し、苦味を抜き食塩水に漬けたもので、かみしめると口中まろやかな風味が満ちあふれ、欧米では初恋の味にもたとえられます。
オリーブ油は、熟した黒紫色の果実を粉砕機でもろみ状にし、それをマットに包み水圧機にかけ搾油し、用途によっては脱酸、脱色、脱臭処理を施し精製されたもので、一般の植物油がほとんど種子から搾られるのに対して、オリーブ油は果実の果肉から搾られ、その光沢ある淡い緑と黄金色の色調、高い栄養素、幅広い用途などから植物油の女王と呼ばれています。
また、皮膚からの吸収も非常によく、ほかの油のようにべとつかないうえ伸びもよく皮膚を滑らかにする効果もあります。紫外線をよく吸収するので、肌に塗ると直接肌に当たる紫外線の量を大幅に減らし日焼け防止の効果もあります。
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